通勤電車で席を譲られる

毎日、出勤の為に電車を利用している。
都内へ出る為に、例外なく混雑する車内。

座れることなど、まず有り得ない。

朝、いつもと同じように眠気と闘いながら電車に揺られて
いると前に座って眠っていたサラリーマンが、はっと目を覚ました。

すると、目の前に立っている私を見ると同時に「どうぞ!」と言った。


周りに具合の悪そうな方や、怪我をした方が居るのかと見渡してみても居ない。
なにn
より相手の目が私を見つめている。

今度は私が、はっとした。

あぁ、私に席を譲ろうとしているのかぁ。
でも何で?具合が悪そう?

もしかして・・
妊婦さんに間違われた・・?

確かに、確かに・・ちょっとアレだけど・・。

ただでさえ眠くてボーッとしていたのに、上手く頭が働くはずがない。

まさか私が、妊婦さんに間違われるなんて。
さらにショックで頭が働かない。

そして、私の口から出た言葉は・・

「あっ・・・違います・・。」

お互い気まずい空気が流れたのは言うまでもない。

そして、きっと周りの人は笑いを堪えていたのだろう。

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