ちょっといいことして、ちょっといいことしてもらった

ホテルに入ろうとしたら、私の前を和装のご一行が歩いていた。
お見合いとか、結納とか、そんなのかな?
豪華な振袖を着たお嬢さんと、そのご両親らしい人たち。

そこのドアは外側は自動だけど、内側は手で開けるようになっていた。

お父さんがドアを手前に引いて通り、続けてお母さんが通り、娘さんが通ろうとしたその時。


ストッパーの位置を越えて開かれたせいか、ドアが反動で戻ってきた!
それも結構な勢いで、まだ通り切っていない娘さんの背中へ…
内心で「うわああああ!」と叫びながらドアに飛びついて、なんとか激突を防いだ。

何も気づかず娘さんは中へ入っていった… 良かった…。
あれがぶつかっていたら帯が崩れたかもしれないし、最悪、転倒していただろう。

と、ホッとした瞬間、私の手からドアを引き取った人が。
ドアマンのお兄さんでした。

そして私に頭を下げ、「ありがとうございました」。
ここで何だか、感動してしまった。

そりゃ私だって同じ立場なら同じようにお礼を言ったと思うけど…
自分の位置からは遠すぎて出来なかった仕事を代わりにした客に、頭を下げてくれるのね。

ホテル側としては当然と思うかもしれないけど、ああ言ってもらえて嬉しかった。

いい気分になれました。

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